6月20日号

初夏の訪れとともに、蛍の季節がやってきました。

夜の水辺を蛍が乱舞する幻想的な光景は、心に癒しを与えてくれますね。

今では野山の川まで行かないと見れない蛍ですが、私たちの子供のころには庭先で飛んでいたものですよね。

蛍がいなくなったのは幼虫が育つ綺麗な水辺が減ったからだと言われていますが、実は私たちの周りに街灯が増えたことも大きな要因です。

蛍の発光はオスとメスの交尾のための大切なコミュニケーション。そのためにはお互いの光が見える暗がりでないといけません。月明りでさえそのコミュニケーションを妨げるといわれるのですから、街灯などで明るい環境下での繁殖は到底望めません。

照明は我々が生活する上で防犯上・安全上必要なものですが、ホタルが生育する環境とは、相容れないものなんです。安心安全と引き換えにいろんなものを失ってしまいましたよね。

かつての人々は、ホタルの光も暗さとの対比の中で楽しんでいたんでしょうね。

 

そんな昔に思いを馳せながら、ちょっと夕涼み…

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コメント: 4
  • #1

    エーちゃん (月曜日, 20 6月 2022 07:45)

    その通りですね�子供が小学生だった時に、蛍を捕まえて学校に持たせたら、先生に叱られたと言って帰ってきました❗️珍しいと思って持たせたが裏目に出ました�懐かしい思い出です。

  • #2

    まめ倶楽部スタッフ (火曜日, 21 6月 2022 10:25)

    ご視聴ありがとうございました。
    近頃は、なかなか目にすることは少なくなりましたが、地域の環境美化を意識して私たちも蛍も住みやすい街にしたいですよね。

  • #3

    土屋賢二 (木曜日, 23 6月 2022 09:14)

    50年位前です。真清田神社の龍神池にホタルの競演がありました。今でも思い出し懐かしく思いだします。

  • #4

    まめ倶楽部スタッフ (金曜日, 24 6月 2022 09:40)

    土屋さまへ
    ご視聴、ありがとうございました。
    龍神池にホタルが飛び交う姿、幻想的ですね。
    50年前にタイムスリップして、もう一度見てみたいものですね。