5月16日号

5月は若葉の季節。一気に新緑が芽吹いてきましたね。

この時期に堤防や道路端に咲き乱れる鮮やかな黄色い花といえば「オオキンケイギク」

あまりに綺麗なので、採ってきてお庭や花壇に植えたくなりますよね。

しかし、ちょっと待ってください。

実はこの花、自治体が駆除に手を焼いている「特定外来生物」なんです。

 

もともとは北アメリカ原産で、第二次大戦後には道路法面や公園等の緑化に利用されました。

しかし、その繁殖力の強さからどんどん野生化して、今では道端、荒地、河川敷、砂浜などあらゆるところで大群落をつくり、日本古来の在来種を駆逐してしまうことから「特定外来生物」に指定されました。

この花を育てたら、なんと300万円以下の罰金、3年以下の懲役!

もともと人間が持ってきて植えたものなのに、悪者扱いされて不憫でなりません。

 

花言葉は「いつも明るく」「きらびやか」

 

 

なのに、駆除しないとダメなんですよね~