3月21日号 

梅が散り始め桜のつぼみが大きくなる頃、田んぼや畑のかたわら、川原付近を見ると「つくし」がひょっこり!

足元からも春を感じることができますね。

つくしは土に刺した筆のような姿から、このような漢字で「土筆」と書きます。

幼い頃、「つくし、誰の子、スギナの子~♪」こんな歌詞を口ずさんで歌っていたかもしれません。

形や姿が似ているから親子?な~んて勘違いするかもね!

つくしって大きくなったら、スギナになるって思っている方もいらっしゃるのでは?

実は、つくしって成長してもスギナになるわけではないようです。

つくしはスギナと同じ地下茎から出てきますが・・・

つくしは、成長すると緑色に変化し胞子を飛ばし、スギナは、その胞子によって生えてくるのです。

そのため胞子を飛ばし終えると、つくしは枯れてしまうのです。

スギナは、棒状になった葉っぱで光合成を行いながら、グングン成長!

広い範囲に渡って地下茎を伸ばし続ける性質があるので、草むしりが大変!!

根っこが深く張り巡らされ、駆除しきれない雑草から付いた異名が「地獄草」。

繫殖力が強くて根絶はほぼ無理のようです。

 

スギナの生命力の強さのように、私たちも人生100年目指しましょう~