10月18日号   

近頃、耳をすませばどこからともなく虫の声が聞こえてくるようになりました。

秋の夜長、心地よく感じる方も多いのではないでしょうか?

私たち日本人は「虫の声」として聞こえますが、外国人には違う形で聞こえているようですよ。

 

人間の脳は右脳と左脳とに分かれていて、それぞれに得意分野があります。

右脳は「音楽脳」と呼ばれ、音楽や機械音、雑音として処理します。

左脳は「言語脳」と呼ばれ、言葉や計算などの知的作業を受け持ち処理します。

世界のほとんどの人は、虫の声を右脳(音楽脳)で処理をしていますが、日本人は左脳(言語脳)で受け止めています。

これには、「母音」が大きく関わっているといわれています。

私たちは母音が中心で話をしますが、外国人は子音が中心となっています。

虫の声や動物の声は母音に非常に似ていることから、私たちは虫の声を「声」として左脳(言語脳)で聞いていますが・・・

外国人は、「音」として右脳(音楽脳)で聞いているので雑音に聞こえるようです。

風情ある心地よい虫の声を楽しめる日本人でホントによかったです。

でも、耳を傾ける心のゆとりがないとせっかくの虫の声も楽しめませんね!

常日頃から、心も体も健康でいられるよう心がけましょう。