9月6日号

最近、異常気象が相次いでいますね。

世界各国でも観測史上最高気温なんてニュースも伝えられていますが、日本でも豪雨による土砂災害は記憶に新しいですね。

これは、皆さんがよく耳にする「地球温暖化」が原因のひとつといわれています。

二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスは、自然が吸収できる量を超えてしまうと地球の温度をうまく調整できなくなってしまうようです。

産業革命以降、石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料の使用が増え、温室効果ガスの排出量もどんどん増えてきました。

その温室効果ガスの中でも、二酸化炭素についで地球温暖化に影響を及ぼすのがメタン!

メタンは天然ガスを採掘する時や、湿地や水田で枯れた植物から発生します。

それ以外にもなんと!「牛のげっぷ」にもメタンが含まれているんだそうです。

牛のげっぷ!!って、皆さん信じられないかもしれませんが・・・

牛は胃でエサを消化するとき、二酸化炭素の25倍もあるメタンを発生します。

これは大変!!何とかして少しでも減らさなくては・・・

世界では、牛の数を減らすために「牛肉や乳製品を食べることを控える」なんて運動もあるようです。

今、研究チームのあいだでは牛のエサを開発中だそうです。

これは牛から出るメタンの量を下げ、栄養バランスを考慮したものです。

私たちにとっても、牛肉や乳製品は大切な栄養素です。

 

健康長寿を延ばすためには、牛も安心してげっぷができる世の中になってほしいですね!